
このような疑問にお答えします。
ロードバイクなどを電車内に乗せる場合は周りの人の迷惑にならないようにコンパクトにして袋に入れるという輪行というルールがあります。
輪行をすることで遠くへ移動することができて、いつもと違うコースでサイクリングを楽しめるようになります。
この記事で詳しく紹介します。
輪行とは
輪行とは自転車を分解して袋に入れ、公共交通機関を使って移動することです。
ロードバイクはレースのために作られているためとても軽量でタイヤをスムーズに外すことが可能で輪行は他の自転車よりも容易の行えます。
輪行をすることで近所のコースとは違ったルートを楽しむことができます。また自走で帰れなくなった場合にも輪行ができると大事な自転車と安全に帰ることができます。100kmくらい走るレベルになってくると輪行のスキルは絶対に持っていたほうが良いでしょう。
輪行に必要なもの
輪行をするには絶対に準備しなければいけないものがあります。せっかく電車で移動できても自転車が壊れたらサイクリングどころじゃないですからね。
簡単にまとめると以下が必要となります。
・輪行袋
・エンド金具
・ディスクブレーキダミーローター
・大きめのサドルバッグ
詳しく解説していきます。
輪行袋が必須
まず自転車を分解しても電車には乗せられません。オーストリッチの輪行袋は練習すれば綺麗に収納できて安全に持ち運べるのでおすすめです。
自転車のギヤを守るエンド金具
自転車のリアディレイラーはタイヤを外すと剥き出しになってしまいます。これを輪行袋に入れる際にエンド金具というものを使うと保護できるようになります。スルーアクスル用もあるので自分のロードバイクに合わせて購入してください。
油圧ディスクブレーキならダミーローターが必要
ディスクブレーキはホイールに付いているディスクローターをロックすることでブレーキがかかる仕組みです。ここに何かが挟まっていないと油圧のオイルが漏れてしまい正常に作動しなくなります。ダミーローターはそれを防ぐために挟んでおくアイテムです。
輪行袋はサドルバッグに収納しておく
サイクリング中にマシントラブルがあるかもしれません。そんなときに輪行ができると安心ですね。いつでも輪行できるように常に輪行袋を持っていましょう。大きめのサドルバッグがあるとジャケットや輪行袋を入れておくことができるようになります。
ロードバイクに必要なアイテムについて記事を書いていますのでよければ合わせてお読みください。


輪行で大事な注意点
輪行は人が行き交う駅で行います。他の方に迷惑がかかる行動なので注意点を必ず守ってください。
分解と組み立ては広くて人が通らない場所
当たり前ですがロードバイクの分解と組み立ては広い場所で行いましょう。そして人の動線にも配慮して端っこの方で行います。駅によっては狭い場所があるので場所は慎重に探しましょう。首都圏に限りますが八王子駅は広場がありますが、橋本駅はめちゃくちゃ狭いのでご注意を。
電車の乗る位置も周りの安全優先
首都圏の電車は乗車率が高く輪行するのはかなり大変です。平日では混雑の時間帯(午前6-9時)を避けるのがまず重要です。そして乗る位置は先頭車両か一番後ろの車両の駅員専用ドアの付近がいいでしょう。
車イス専用スペースも広くて便利ですが、そのスペースを必要としている方が乗る際に降りなければいけないため僕は最初から選択しません。
事前に何度か収納と組み立ての練習しておく
輪行袋への収納は初めてやると30分以上はかかります。ただ分解して袋に入れるのではなく、自転車の安全を守りながら安定した固定が必要となるためコツを覚えましょう。
僕のはじめての輪行は熱中症による体調不良で輪行をすることを決めたため、かなり具合悪い中1時間かけてスマホで調べながら収納しました。作業しながら今まで練習しなかったことを悔やみました。
目標は15分でできるようになると良いです。
こういう事態を避けるためにも必ず練習しておきましょう。
まとめ
輪行は慣れが必要ですが、できるようになるとどこにでも出かけられるようになります。僕は休日に輪行をして八王子まで行き、有名な峠をヒルクライムしに行っていました。これからも輪行でいろんなところに行ってサイクリングを楽しみたいと思います。
みなさんもチャレンジしてくださいね。
ロードバイクでサイクリングを楽しみましょう!
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