ロードバイクはなぜ高い?フレーム素材の違いについて解説します

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ロードバイクをこれから始めようとしている人は値段の違いなどで疑問に思うことがあるでしょう。

様々な要素で価格は大きく変わりますが、ロードバイクの骨格であるフレーム素材の違いで価格が変わってきます。今回はフレーム素材についてメリットデメリットを詳しく解説します。

この記事では自分に合ったロードバイクを見つけるために基礎を学ぶことができます。

目次

ロードバイクのフレームに使われる素材

自転車は様々な素材によってラインナップされています。それぞれにメリットデメリットがあるのでフレーム素材をどうするかはロードバイクを選ぶ上で一番重要な要素です。

代表的な素材は3つ

・アルミニウム
・クロモリ
・カーボン

この3つから選ぶことになります。

ではどのように違うのか解説します。

素材の違いは価格に影響する

Photo by NeONBRAND on Unsplash

ロードバイクの価格で差が出るのはフレームの素材とコンポーネントというギヤ関連のグレードで大きく差が出てきます。

世の中にはたくさんの自転車がありますが、見た目重視で激安な自転車(ルック車)というものもあります。これを選ぶとパーツをアップグレードしても理想の走りにはなりませんのでご注意を。

ロードバイクは10万円以上するものと考えて選びましょう。

素材ごとに相場を紹介していきます。

アルミニウムは比較的安く作ることができるためエントリーモデルのロードバイクに多く使用されます。10万円前後から買えます。

クロモリはブランドによって価格差はあるものの比較的安いモデルに使われています。10万円くらいのものもあれば、フレームだけで30万円するものもあります。

カーボンはミドルグレードからプロ用モデルに使用されていて中でも高価なモデルになります。20万円以上します。それ以下のモデルは別なパーツをケチっていると思ってください。

素材の違いで走りが変わる

Photo by paolo candelo on Unsplash

素材が違うことで重さや剛性(固い/柔らかい)という特性が出てきます。素材が固いということは振動がダイレクトに伝わるのでペダルの踏み込みで加速しやすくなります。柔らかいと乗り心地は良くなりますが加速の反応速度が遅れます。

アルミニウムは硬く作りによっては軽く仕上げられるので走りとしてはダイレクトになります。

クロモリは柔らかくしなりがあるため乗り心地としてファンが多い素材ですが素材としては重くなります。ロングライドに最適。

カーボンは元々硬いですが構造でしなりを持たせたり薄く作って空気抵抗を減らしたりとできるので乗り心地は形によって変化できる。かなり軽い素材。プロのレースで使用されるモデルはほとんどカーボンです。

素材の違いでデザインも変わる

Photo by Nick Wood on Unsplash

素材の剛性や軽量化により毎年フレームのデザインを進化しています。デザイン重視の方は素材がここで決まります。

アルミニウムは直線的なデザインが特徴的です。角張ったデザインのものもあります。デザインの自由度が若干あるのでエアロ形状にすることも可能。

クロモリは自転車の素材としては歴史が長いので細くクラシカルなデザインとなります。シンプルな形状ですが有名メーカーは塗装にこだわるところが多い。フォーマルとカジュアルな服装どちらでも乗れるデザインです。

カーボンは成形がしやすく曲線が美しいデザインのモデルが多い。エアロ形状のものは軽量なだけではなく空気抵抗を極限まで減らし巡航速度を上げます。

まずは見た目と予算から選んでみましょう

ロードバイクはとてもお金がかかる趣味です。できるだけ楽しくお金を程々にしなければどんどん沼にハマっていきます。

好みのデザインやメーカーを選んでエントリーモデルから始めるのがおすすめ。
15万円以下で買えるロードバイクを紹介した記事があるのであわせて読んでください。

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気に入ったフレームが手に入ればあとは各パーツを少しずつアップグレードしくことでどんどん走りが変わって楽しくなってくるはずです。

自転車屋さんも親切に教えてくれますのでぜひ相談してみてください。

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